https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

トランプ大統領は29日、ツイッター「メキシコが国境を越えてアメリカに流入するすべての不法移民を直ちに止めなければ、来週、国境の大部分を閉鎖する」と書き込み、警告しました。

トランプ大統領は、滞在先の南部フロリダ州でこれについて記者団から問われると、中米のグアテマラからアメリカへの移住を目指す「キャラバン」と呼ばれる集団がメキシコに向かおうとしていると指摘しました。

そのうえで、「メキシコは集団を止めることができる。もし止めなければ国境を閉鎖する。長期間になるだろう。私は真剣だ」と述べ、国境の閉鎖も辞さない考えを繰り返しました。

トランプ大統領はかねてから犯罪者や違法薬物がメキシコ国境を越えてアメリカに流入していると主張しています。

来年の大統領選挙も見据え不法移民対策に積極的に取り組む姿勢を国内の支持者に向けてアピールするねらいがあるとみられますが、メキシコ側は「脅しには応じない」と反発していて、メキシコとの関係が悪化する可能性もあります。

FRBは米中の貿易摩擦や中国やヨーロッパなど世界経済の減速を背景にアメリカ経済も成長が鈍っているとして、ことしは1回も利上げをしないという想定を示しています。

こうした中、アメリカ・ホワイトハウスクドロー国家経済会議委員長は、FRBに対して、政策金利を直ちに0.5%引き下げるよう求める考えを示したと、アメリカのニュースサイト、「アクシオス」が伝えました。

トランプ大統領が22日、FRBの理事に指名した保守系シンクタンクの研究員で2016年の大統領選挙で経済政策の顧問を務めたスティーブン・ムーア氏も、FRBは利下げに転じるべきだと主張しています。

トランプ政権はFRBが利上げをいったん停止する方針を示したあとも、さらに利下げに踏み込むことで、アメリカ経済を後押しさせようとFRBへの圧力を緩めていません。