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民主党のバイデン前副大統領をめぐっては複数の女性が過去に肩を触られたり、顔を近づけられたりして不快な思いをしたとセクハラ被害を訴え、バイデン氏は3日、ビデオ声明を発表し、「今後は個人の空間をもっと尊重する」などと釈明に追い込まれました。

これについてトランプ大統領は4日、ツイッターにバイデン氏のビデオ声明を加工した動画を投稿しました。

動画はトランプ大統領の支持者が作成したものと見られ、バイデン氏の背後から、バイデン氏自身が肩に手を置き、後頭部に顔を近づけるもので、セクハラ被害の訴えを受けたことをやゆする内容となっています。

来年の大統領選挙に向けて政権奪還を目指す民主党からはこれまでに15人以上が立候補を表明していますが、各種の世論調査では、まだ立候補を表明していないバイデン氏が最大の支持を集めています。

トランプ大統領としては最有力とされるバイデン氏を攻撃することで、今後、選挙戦を優位に進めたい思惑もあると見られ、選挙戦に影響を与えるのか注目されています。

アメリカのトランプ大統領はメキシコとの国境を越えて犯罪者や違法薬物がアメリカに流入していると主張し、メキシコ政府が不法移民の動きを止める努力をしなければ、今週にも国境の閉鎖を辞さない考えを示していました。

こうした中、トランプ大統領は4日、ホワイトハウスで記者団に対し、「国境地域に壁を建設しているがそれだけでは十分ではなく、メキシコの協力が必要だ」と述べ、メキシコ政府に対し、出国する不法移民に対する取り締まりの強化を促しました。

そのうえで、「今後1年の間に薬物などの流入が大きく減少しなければ、メキシコから輸入される製品、とりわけ自動車に関税をかけ始める。それでも効果がなければ、国境を閉鎖する」と述べ、メキシコ政府に1年間の猶予を与え、その期間にメキシコから流入する不法移民や違法薬物が減少しなければ、関税措置や国境の閉鎖を検討する方針を明らかにしました。

トランプ大統領としては来年の大統領選挙も見据えて不法移民対策に取り組む姿勢を強調するねらいがあるとみられますが、メキシコ側は「脅しには応じない」と反発しています。