バイデン米政権、新たな国境管理策を提案 数万人が入国拒否の恐れ https://t.co/p1tkURLhwm
— ロイター (@ReutersJapan) 2023年2月22日
米バイデン政権は21日、メキシコ国境からの不法移民の流入を阻止するための新たな国境管理策を提案した。同政権にとってこれまでで最も広範な不法移民対策となり、数万人の入国が拒否される恐れがある。
計画の詳細がオンラインで公表された。30日間の意見公募を経て最終案をまとめる。
提案によると、米国に入国するのに既存の合法的な経路を使わなかったり、米国に向かう途中の通過国で保護を求めなかったりした移民は、特定の例外に該当しない限り、自動的に難民の資格がないとみなされる。
人権団体の全米市民自由連合(ACLU)は、今回の提案を活動家から「通過禁止措置」と呼ばれたトランプ前大統領の規制になぞらえ、裁判で争う方針を示した。
バイデン氏は大統領就任当初、トランプ前政権下で縮小された難民希望者の受け入れを復活させると約束していた。しかし過去最大規模の移民流入への対応に苦慮。移民擁護派や一部民主党議員からトランプ流の入国制限を強めていると批判を浴びている。
#移民(アメリカ・バイデン政権)
#米大統領選