国連PKO 10年以内に女性を35%に #nhk_news https://t.co/Dco6hChZaj
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月11日
これは11日、国連の安全保障理事会が開いたPKOと女性の役割をテーマにした公開討論で明らかにしたものです。
この中でグテーレス事務総長は、紛争地で地域のパトロールに女性が加われば住民の緊張をほぐし情報収集に役立つことが期待されることや、性暴力被害者へのケアに女性の役割が欠かせないことなどを挙げ、女性を増やすことはPKOの最優先課題だと強調しました。
そのうえで「兵士、警察、司法、そして看守を含むすべてのPKO要員に占める女性の割合を2028年までに現在の15%から35%に引き上げる」と述べて、PKOの要員を派遣する国々に対して女性の採用を増やすよう呼びかけました。
これを受ける形で日本の別所浩郎国連大使も「女性が世界の平和と安全に果たす役割を支持する」と述べ、PKOに派遣される女性兵士や警察官を対象に行われる国連の研修に資金を提供するなど、日本としても女性の採用拡大を支援する方針を示しました。