英 「離脱党」設立 欧州議会選挙に向け運動を展開 #nhk_news https://t.co/t5gKIOJXfH
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月12日
イギリスは、EUからの離脱を半年延期することを認めてもらう代わりに、来月行われるヨーロッパ議会選挙に参加することが義務づけられました。
こうした中、3年前の離脱の是非を問う国民投票で離脱派を率いた「イギリス独立党」のファラージュ元党首が新党を立ち上げ、12日に選挙運動を始めました。
新党の名前は、「離脱党」で、あいさつにたったファラージュ氏は、「既存政党には離脱は成し遂げられない。国民の怒りを政治を変える原動力に変えていこう」と呼びかけました。
「離脱党」の候補者には、保守党の著名な議員の妹や、党に献金してきた有力な企業経営者などが含まれ、離脱を支持する人たちの票を取り込んで選挙戦で台風の目となるのか注目されます。
こうした動きに警戒感を募らせるメイ首相は、投票日までに離脱方針の議会承認が得られれば、選挙への参加を中止する方針を示しています。
メイ首相は、議会承認を得るため野党・労働党との協力を模索し話し合いを続けていますが、意見の隔たりは埋まっていないものとみられます。