https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


イギリスでは先月、メイ首相がEUからの離脱の方針について国民の信を問うとして総選挙を行う方針を示し、3日、議会下院が解散されました。

メイ首相は声明を読み上げ、離脱交渉を前にEU側がイギリスに厳しい姿勢を示していることや、先週行われたEUのユンケル委員長との会談も不調に終わったと伝えられていることを踏まえ、「EUは態度を硬化させている。ヨーロッパの政治家や官僚は、イギリスの選挙に影響を与えようと攻撃を強めている」と強く批判しました。

そのうえで、「国民を代弁し国のために戦い成果をあげるために、私を支持してほしい」と述べ、EUとの厳しい交渉を成功させるためには強いリーダシップが必要だとしてみずからへの支持を呼びかけました。

先月行われた複数の世論調査では、メイ首相の与党・保守党の支持率はいずれも40%台で、最大野党の労働党を10ポイント以上引き離しています。

ただイギリスでは、去年の国民投票やおととしの総選挙の結果が事前の予測とは大きく異なったうえ、今後のEU側との駆け引きが有権者の判断に影響を及ぼす可能性もあり、来月8日の総選挙で与党がどこまで支持を集めるかはなお不透明な状況です。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170503#1493809135
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170420#1492684791
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170418#1492511965