能年玲奈さんめぐる記事 文春に660万円賠償命令 #nhk_news https://t.co/rU1sOMwsxR
— NHKニュース (@nhk_news) April 19, 2019
NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で人気を集めた能年さんをめぐり、4年前、週刊文春は当時、所属していた芸能事務所が不当に仕事を入れないようにしているほか、待遇が過酷だとする記事を掲載しました。
芸能事務所の「レプロエンタテインメント」は、この記事で名誉を傷つけられたとして、賠償を求めました。
19日の判決で、東京地方裁判所の中園浩一郎裁判長は「事務所が合理的な理由もなく、仕事を入れないようにしていたという内容や、月給5万円で下着も買えないような厳しい経済状況だったとする内容は真実性がない」と指摘しました。
また、「週刊文春が能年さん側から得た情報は、あくまで対立する当事者の一方の言い分にすぎず、内容が真実と信じる理由があったとは認められない」として、出版社側に660万円の賠償を命じました。
判決について、週刊文春編集部は「記事は本人の告発に基づいて掲載されたものです。判決は芸能界の健全化の流れに逆行し、今後の勇気ある告発をためらわせる契機になりかねず、到底承服できない」とコメントし、控訴したことを明らかにしました。