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原発関連のメーカーなどでつくる団体、「日本原子力産業協会」のまとめによりますと、ことし1月時点の中国での運転中の原発は前の年より7基増えて44基となりました。

これは、98基のアメリカ、58基のフランスに次いで世界3位となります。中国は電力需要の増加や大気汚染に対応するため、原発を増やしていて、このほかに、建設中や計画中の原発が38基あるということです。

日本の原発の数は38基で、現在、再稼働している原発は9基となっています。

原発の建設計画を巡っては、福島での事故のあと安全性への懸念や事故に備える費用の上昇などで世界的に見直しの動きが出ています。

先進国では、ドイツが脱原発にかじを切ったほか、原子力大国と言われるフランスも、原発に依存する割合を引き下げる方針を示しています。

一方、中国での原発の開発は加速していて、世界の原発建設の勢力図に変化が見られています。

派遣されたのは海上自衛隊護衛艦「すずつき」で、旭日旗と呼ばれる自衛艦旗を掲げて、日本時間の21日午後1時ごろ青島の港に到着しました。

「すずつき」は、23日に行われる中国海軍の創設70周年を記念する国際観艦式に参加することになっています。

日中両国の間では、関係改善が進む中、信頼醸成などを目的として防衛当局間の交流も進められていて、海上自衛隊の艦艇が中国を訪れるのは平成23年12月以来、およそ7年半ぶりです。

また、海上自衛隊トップの海上幕僚長も22日におよそ5年ぶりに訪中する予定で、観艦式のほか、各国の海軍の代表が参加する会議などに出席することになっています。

今回の観艦式には日本のほかロシアやインド、韓国など10数か国が艦艇を派遣する予定で、中国としては海軍の軍事力への警戒感が強まる中、各国とも協調する姿勢を打ち出すねらいもあるとみられます。

一方、アメリカは、10年前に初めて行われた前回の観艦式には艦艇を派遣しましたが、中国の軍事力への懸念を背景に、今回は派遣を見送りました。

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