政権離反のベネズエラ高官を制裁対象から除外 米副大統領 #nhk_news https://t.co/c0WfdZpvCr
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月7日
アメリカのペンス副大統領は7日、国務省でベネズエラ情勢について演説し、「今起きているのは独裁と民主主義の争いだ。マドゥーロ氏は出ていかなければならない」と述べ、反米のマドゥーロ大統領と対立するグアイド国会議長を支持し、大統領の退陣を求めるアメリカの立場を強調しました。
また、ベネズエラからの難民を受け入れている中南米の各国にアメリカ軍の病院船を来月派遣し、医療支援にあたると明らかにしました。
そのうえでペンス副大統領は、アメリカの制裁対象となっているベネズエラの情報機関の高官が先週、マドゥーロ政権から離反したことを歓迎し、この高官を制裁の対象から外すと明らかにしました。
今後も同様の措置を検討するとしていて、マドゥーロ政権側の切り崩しを図るねらいがあるとみられます。
ただ、ベネズエラ情勢をめぐって、マドゥーロ大統領を支援するロシアは、アメリカの不当な介入が混乱の原因だと非難を強めていて、先行きは不透明な状況です。