英メイ首相 2度目の国民投票の是非めぐる採決行う考え #nhk_news https://t.co/cgMneVR0gJ
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月21日
イギリスのメイ首相は21日、記者会見し、EUからの離脱をめぐるこう着状態を打破するため10項目の提案を盛り込んだ法案を今週、議会に提出して審議を始める考えを示しました。
提案では、経済や労働、環境問題のほか、EUへの残留を願う議員が求めてきた2度目の国民投票についてその是非を問う採決を行うとしています。
メイ首相が、かたくなに反対してきた2度目の国民投票に道をひらく提案を行うのは初めてのことです。
メイ首相は、この離脱法案の採決の後に退任への道筋を示すとしていて「これが離脱を実現する最後のチャンスだ。私も譲歩したので、すべての政党の議員に歩み寄りを求めたい」と述べ、残留派の議員を多く抱える野党・労働党に協力を呼びかけました。
しかし、与党・保守党の離脱派の議員からは「これまで議会で否決された提案よりもさらに悪い」などといった反発の声があがっているほか、労働党の重鎮も慎重な姿勢を示していて、メイ首相が議会の支持をとりつけられるかどうかは不透明です。