https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イランの脅威が差し迫っていると主張するトランプ政権は、これまでに中東に原子力空母や爆撃機の部隊などを派遣し、反発を強めるイランとの間で緊張が高まっています。

アメリカのシャナハン国防長官代行は、23日、記者団に対し、「われわれは中東の部隊の防衛を強化するために何ができるかを検討している。その中にはさらに兵士を派遣することも含まれる」と述べ、イランからの攻撃に備えるため、中東に追加の兵士を派遣することも検討していると明らかにしました。

一方、22日にアメリカの複数のメディアが、国防総省が中東に数千人の兵士を派遣することを検討していると伝えたことについて、シャナハン長官代行は「そうした数字は正しくない」と述べ、現時点では投入する兵士の数は決まっていないことを強調しました。

シャナハン長官代行は、23日午後に中東の治安情勢についてトランプ大統領に説明するとしており、この場で追加派兵の計画についても説明するものとみられます。

イランをめぐって、野党・民主党やメディアからは、差し迫った脅威が本当に存在するのか疑問視する声が出ていますが、トランプ政権が新たな兵力の投入を決めればイランとの緊張がさらに高まることが懸念されます。

追加の派兵について、トランプ大統領は23日午後、ホワイトハウスで記者団に対して「このあとそのことについて協議を行う。必要であれば派兵をする。イランはとても危険な存在となってきた。テロ国家でありわれわれはそれを容認しない。追加派兵が必要になるとは思わないが、必要であればいくらでも送る」と述べ、イランの脅威を強調したうえで、今後政権内で協議を行ったうえで状況に応じて対応する考えを示しました。

d1021.hatenadiary.jp