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オーストラリアでは、今月18日に議会選挙が行われ、選挙管理委員会によりますと、モリソン首相率いる与党・保守連合が下院で過半数議席の獲得を確実にし、引き続き、政権を担うことになりました。

これを受けて、29日、首都キャンベラで、モリソン首相と閣僚全員の就任式が行われ、連邦総督の前で、一人一人宣誓と署名を行い新内閣が発足しました。

オーストラリアは、前のターンブル政権のもと、最大の貿易相手国である中国を念頭に、外国による政治的な影響力を防ぐための政策を発表し、中国との関係が冷え込みました。

去年8月にモリソン政権が発足してからは関係改善を模索し、新内閣は外相を留任させるなど、引き続き、中国との関係修復を進めていくものとみられます。

オーストラリア社会では、過去の差別的な政策によって先住民アボリジニの人たちが今も不利な状況に置かれ、先住民問題を担当する閣僚ポストを設けて改善を進めていますが、今回、アボリジニのワイアット氏が就任しました。

オーストラリアで先住民が入閣するのはこれが初めてで、新内閣は、外交と内政の課題解決にあたることになります。

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