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スポーツ界では、不祥事が相次いだことから競技団体が守るべき規範をスポーツ庁が作成することに決まるなど、ガバナンスの確保に向けた取り組みが進められています。

しかし、日本相撲協会は、こうした競技団体に含まれておらず、協会では今後、みずから規範を作成したうえで、組織を運営する必要性があると認識していました。

こうした中、相撲協会は、伝統文化としての大相撲の継承や発展を踏まえたうえで、組織が守るべき規範をどのような内容にするか検討する有識者会議の設置について、30日の理事会で承認しました。

委員は、プロ野球ソフトバンクの王会長、作家の阿刀田高さんなどが務め、委員長には、横綱審議委員会の委員で東京大学名誉教授の山内昌之さんが就任しました。

日本相撲協会芝田山広報部長は「さまざまな分野の方々から、それぞれの角度で意見をうかがい、大相撲に合った形での今後の組織の在り方などを考えていきたい」と話しています。

初会合は来月開かれ、来年の秋ごろに提言などを取りまとめる予定です。