「北朝鮮が新手法で瀬取り」カナダ国防相 #nhk_news https://t.co/nTOS5M1g8k
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月3日
カナダのサージャン国防相は2日から3日間の日程で日本を訪れていて、3日、NHKのインタビューに応じました。
サージャン国防相は、日本周辺で北朝鮮による洋上での物資の受け取り、「瀬取り」を監視するためカナダ軍の艦艇を派遣しているとし、「北朝鮮は方法や位置を変えてきており、対応しなければならない」と述べ、北朝鮮が制裁の目を逃れるため手法を変えながら瀬取りを続けているとして、対応を検討していることを明らかにしました。
そのうえで「この問題を解決するため、重要な役割を担うことができるのは中国だ」として、北朝鮮との経済的な結び付きが強い中国の協力が重要だという考えを示しました。
一方、カナダとしてアジア太平洋地域の安全保障を重視し、地域への関与を強める政策をとっていると強調しました。
そして中国について「人工島を軍事拠点化して主権を主張するのは、法による支配を尊重する国家がとる行動ではない」として、南シナ海での軍事拠点化の動きを批判し、今後、中国の動向を注視しカナダとして必要な対応を取っていく考えを示しました。
キム委員長の妹がマスゲーム観覧 韓国紙の謹慎報道打ち消す #nhk_news https://t.co/H43jBZ6wSm
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月4日
北朝鮮の国営メディアは3日、ピョンヤンの競技場で行われた大規模なマスゲームを、キム委員長らと妹のヨジョン氏が観覧したと写真とともに伝えました。
公開された写真には、手を上げて観客に応えるキム委員長のそばで拍手するヨジョン氏の姿が写っています。
ヨジョン氏は過去2回の米朝首脳会談に同行するなど、キム委員長の側近として厚い信頼を受けているとみられてきましたが、このところ国営メディアで動静が伝えられなくなり、韓国の大手紙「朝鮮日報」は先週、2回目の首脳会談が物別れに終わったあと、謹慎中だと報じていました。
「朝鮮日報」は、このほかにも首脳会談が物別れに終わった責任を問われて、交渉を統括していたキム・ヨンチョル副委員長が、強制労働の処分を受けたと報じていましたが、北朝鮮の国営メディアは芸術公演を2日に観覧したと伝えるなど、相次いで「朝鮮日報」の報道を打ち消す形となっています。