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ヨーロッパを訪問中のトランプ大統領は5日放送されたイギリスのテレビ局のインタビューで、イランについて「私が大統領になった時、イランは極めて敵対的だった。世界でナンバーワンのテロ国家で、おそらく今もそうだろう」と述べ、強く非難しました。

そしてイランへの軍事行動について問われると「私は望んでいないが、可能性は常にある」と述べ、軍事行動の可能性を排除しない姿勢を改めて示しイランをけん制しました。

そのうえで「もちろん話し合いのほうがはるかにいい」と述べ、イランの指導部との話し合いによる解決が望ましいとの考えを強調しました。

イランへの対応をめぐってはアメリカのポンペイ国務長官も今月2日、「イランとは前提条件を設けることなく話し合いをする用意はある」と発言するなどトランプ政権はイランに話し合いのテーブルにつくよう繰り返し迫っています。

アメリカとイランをめぐっては安倍総理大臣が仲介役を担う考えを示し、今月中旬にイランへの訪問を検討していて、事態の打開につながるのか注目されています。

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