パレスチナ難民支援の国連機関 米の援助中止で資金不足に #nhk_news https://t.co/vsSWTydv7h
— NHKニュース (@nhk_news) June 4, 2019
UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は、約540万人にのぼるパレスチナ難民に食料の提供や教育などの支援を行っています。
しかし、日本円で約1130億円の年間予算のうち、3割を負担してきた最大の支援国アメリカが去年、UNRWAの運営に不満があるとして資金の拠出をやめたことで、深刻な財政危機に陥っています。
こうした中、現地で難民の支援をするUNRWAの責任者らが4日、ニューヨークの国連本部で会見を開き、「今月終わりにも資金が不足する状況に陥る」と述べて、難民に食料や医療が提供できなくなったり、多くの子どもたちが学校に通えなくなったりするおそれがあるとして、各国に協力を求めました。
今月25日には、ニューヨークでUNRWAの支援国会合が開かれることになっていますが、アメリカは、同じ時期に別の国際会合を中東のバーレーンで開き、イスラエルとパレスチナの新たな和平案と連動した経済支援について協議することにしています。