ロシア疑惑 司法省が主要な証拠を議会提出へ #nhk_news https://t.co/yPZSGxuW4R
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月11日
ロシア疑惑をめぐっては司法省の捜査報告書の一部が黒塗りで公表されたことを受けて、議会下院の司法委員会は、全文の公表や捜査の過程で得られた証拠の提出を求めています。
さらに、これに応じないバー司法長官を議会侮辱罪にあたるとする決議案を、11日に下院本会議で採決することにしていました。
こうした中、司法委員会のナドラー委員長は10日、司法省が、トランプ大統領の司法妨害の疑いに関する主要な証拠を議会に提出することに合意したことを明らかにしました。
ナドラー委員長によりますと、証拠には関係者への事情聴取で得られた証言の記録も含まれるということで、バー司法長官に関わる本会議での審議は当面延期するということです。
トランプ大統領による司法妨害の疑いをめぐっては、先月、モラー特別検察官が声明を発表し、潔白とは言い切れないとの認識を改めて示しています。
ナドラー委員長は「今回の証拠によって特別検察官の主張に対してわれわれがいかに対応するかを決めることができる」としており、議会での調査を進めてトランプ大統領の弾劾の是非を判断する構えです。