モラー特別検察官 ロシア疑惑 大統領潔白とは言い切れない #nhk_news https://t.co/seI8rVvEs8
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月29日
アメリカのいわゆるロシア疑惑をめぐってはモラー特別検察官の捜査チームによる最終報告書が先月、公表され、このなかでモラー氏は、トランプ大統領による司法妨害の疑いについて完全には否定できないとしたものの、結論を下さず、バー司法長官が罪を問うには証拠が不十分との最終的な判断を示しました。
29日、モラー氏は2年前に特別検察官に任命されて以降、初めて会見を開いて声明を読み上げ、捜査が終了したため特別検察官の職を辞することを明らかにしました。
そのうえで、トランプ大統領による司法妨害の疑いについて「大統領が罪を犯していないという確証があれば、捜査報告書にはそのように記した」と述べ、潔白とは言い切れないという認識を示しました。
そして、現職の大統領は刑事訴追できないとする司法省の見解を説明し、「大統領を訴追することはわれわれの選択肢には無かった」と述べました。
モラー氏の声明は捜査報告書を踏襲していて新しい内容はなかったものの、大統領の潔白が証明されたわけではないとする見解を改めて示したことで野党・民主党が疑惑の解明を求める声を強めるなど波紋が広がる可能性があります。
一方でモラー氏は、報告書に書かれている内容がすべてだとし、議会で証言を求められても報告書以上の内容を話すことはないという考えを強調しました。
モラー特別検察官の声明を受けてトランプ大統領はツイッターに「捜査報告書の中身と何ら変わらない。証拠が不十分であり、だからこそこの国では罪に問われない。この一件は終わりだ。感謝する」と投稿し、ロシア疑惑はすでに終わった話だと強調しました。
これに対して議会下院で司法委員長を務める野党・民主党のナドラー議員はツイッターに「特別検察官が大統領を罪に問えないなら、トランプ大統領の犯罪やうそに対応するのは議会であり、われわれはそうするつもりだ」と投稿し、議会として追及を続ける構えを示しました。
DEVELOPING: As ratings plummet, CNN has been forced to fire essentially all of their London correspondents, shutting down London coverage/programs, asking them to re-apply for a job.
— BNL NEWS (@BreakingNLive) 2019年5月28日