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タイでは、5年前のクーデターを陸軍司令官として実行し、軍の暫定政権を率いてきたプラユット氏が、8年ぶりに行われた総選挙を経て、今月、首相に選出されました。

G20大阪サミットにASEAN東南アジア諸国連合の議長国として招待されたプラユット首相は、29日、NHKの単独インタビューに応じました。

プラユット首相が首相選出後、タイ国内を含めてメディアのインタビューに応じるのは初めてです。

この中で、プラユット首相は、暫定政権下で憲法選挙制度が改正され、総選挙後も軍の影響が強い政治が続くなどと国内外で懸念があがっていることについて、「それぞれの国には異なる民主主義がある」と述べたうえで、「国民中心のよい政府を目指す」と述べ、民主的な政治体制が実現できるとの考えを示しました。

一方、5000社を超える日系企業が進出するなど結び付きを強めてきた日本との経済関係について、「われわれは、これを前進させていく義務がある」と述べ、今後も重視していく姿勢を強調しました。

また、南シナ海や貿易の問題をめぐり、米中が対立する中ASEANの議長国としてどう両国と向き合うかについては、「対話と協議を続け、理解し合うことが必要だ」と述べるとともに、ASEANとしてG20など国際的な枠組みと連携する必要性を訴えました。

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