首相 サウジ ムハンマド皇太子と会談 緊張緩和へ協力で一致 #nhk_news https://t.co/DYxHpnPNCd
— NHKニュース (@nhk_news) June 30, 2019
G20大阪サミットを終えた安倍総理大臣は、30日昼前から、大阪市で、次のG20の議長国となるサウジアラビアのムハンマド皇太子と、昼食を交えておよそ2時間にわたって会談しました。
冒頭、安倍総理大臣が、「来年、サウジアラビアの首都リヤドで行われるG20サミットの成功に向けて協力していきたい」と述べたのに対し、ムハンマド皇太子は「今回のサミットの成功に安倍総理大臣が果たした役割に感謝したい」と応じ、次回のG20サミットの成功に向けた協力を確認しました。
また、会談では、イランの支援を受けたイエメンの反政府勢力がサウジアラビアの空港に攻撃を仕掛けるなど、軍事的な緊張が続く中東情勢をめぐっても意見を交わし、安倍総理大臣は、事態の打開のためには関係国の外交努力が不可欠だと伝え、中東の緊張緩和に向けて緊密に協力していくことで一致しました。
このほか会談で、安倍総理大臣は、サウジアラビアが石油依存からの脱却に向けて進めている経済の多角化政策を、官民を挙げて支援する考えを伝えました。