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東京オリンピックの観戦チケットの1回目の販売は、先月20日に抽せん結果が発表され、4日が購入の支払い期限でした。

これを受けて、大会組織委員会は、5日、今回、チケットが当選した人のうち、9割以上が支払いを行い、およそ322万枚が実際に購入されたことを明らかにしました。

大会のチケットの総数は、招致段階の計画でおよそ780万枚となっていますが、組織委員会は今回販売の対象にした枚数は明らかにしていません。

組織委員会は、今回の販売では落選した人が圧倒的に多かったとして、1枚も当たらずに落選した人を対象に「セカンドチャンス」として再び抽せん販売を行う方針で、今回、在庫として残った数十万枚が売りに出される見通しです。

「セカンドチャンス」で売り出されるのは観客席が比較的多い会場の球技など、予選が中心で、申し込みは、来月に始まる見通しです。