米国務次官補 外務事務次官と会談 日米の緊密な連携を確認 #nhk_news https://t.co/zY5DS1foug
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月12日
アメリカのトランプ政権で東アジア政策を担当するスティルウェル国務次官補が、外務省で秋葉事務次官と会談し、軍事的な緊張が高まるイラン情勢や北朝鮮情勢などについて意見を交わし、日米が緊密に連携していくことを確認しました。
この中で、外務省の秋葉事務次官は、2年余り空席となっていた東アジア政策担当の国務次官補にスティルウェル氏が就任したことを歓迎し、「東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、さまざまな問題で連携したい」と呼びかけました。
そして、両氏は、軍事的な緊張が高まるイラン情勢や、3回目の米朝首脳会談が行われた北朝鮮情勢などについて意見を交わし、引き続き、日米で緊密に連携していくことを確認しました。
一方、トランプ大統領が日米安全保障条約の内容は不公平だという考えを示していることについては議題に上らなかったということです。
また、スティルウェル氏は、金杉アジア大洋州局長とも会談し、金杉局長は輸出規制をめぐって日韓が対立していることも踏まえ、日本側の立場を説明し、理解を求めました。
会談のあと、スティルウェル氏は記者団に対し、「これまで両国が取り組んできた問題や、地域における協力について話し合うことができた。革新的なアイデアもあり、とてもよい会談だった」と述べました。