旧ソビエト ジョージアでロシア抗議デモ 1か月近くおさまらず #nhk_news https://t.co/bQFVnCAw9y
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月14日
旧ソビエトのジョージアでは先月20日、首都トビリシにある議会で、現地を訪れたロシアの下院議員がロシア語で演説したことをきっかけに大規模な抗議デモに発展し、200人以上がけがをしました。
デモの規模は縮小しているものの、1か月近くたったいまも毎日続いています。
14日は、トビリシの議会前で野党勢力や支持者の若者などおよそ200人が参加する集会が開かれ、NATO=北大西洋条約機構への加盟などを訴えました。
また議会前では抗議活動の資金を集めるためのフリーマーケットも開かれ、若者たちが手作りのアクセサリーやかばんなどを販売していました。
集会に参加した30代の男性は「私たちにとってNATOは安全保障の傘です。NATOに加盟することは西側の文明と一緒になることも保障してくれるのです」と話していました。
今回の事態を受けてロシアではジョージアに制裁を科すべきだという声も上がる中、プーチン大統領はさらなる関係悪化は避けたいとして、制裁は行わない方針を示しました。
しかしジョージアでは若者を中心に、ロシアをめぐる反発や不満がおさまらない状態が続いています。