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中央アジアキルギスでは、今月4日に行われた議会選挙で不正があったとして野党の支持者が大統領府に突入するなど激しい抗議活動を行い、ジェエンベコフ大統領の辞任を求めていました。

ジェエンベコフ大統領は15日、声明で「私は権力にしがみつくつもりはない。国民に血を流させた大統領として名を残したくない」として正式に辞任しました。

混乱を受けて辞任していた首相の後任に14日、野党の元議員のジャパロフ氏が決まったことから辞任を決断したとみられます。

ジェエンベコフ大統領は辞任に際し、野党指導者などに秩序を取り戻すよう訴えましたが、今後、大統領選挙のほか、やり直しの議会選挙も控えており今回の辞任で事態が収拾に向かうかが焦点です。

キルギスでは、反政権デモの激化で現職の大統領が国外に逃れ、政権が崩壊した政変が2005年と2010年に起きています。

ロシアのプーチン大統領は、ベラルーシなど旧ソビエト諸国で混乱が続く中、キルギスでの今回の事態を強く懸念していて、高官を派遣してジェエンベコフ大統領と協議させるなど、混乱の収拾に向けた対応にあたっていました。

#中央アジア

アゼルバイジャンアルメニアは、係争地のナゴルノカラバフ自治をめぐる戦闘を今月10日から停戦することにいったん合意しましたが、戦闘はその後もおさまらず、双方の死者は合わせて680人を超えています。

アゼルバイジャンのアリエフ大統領は15日「まだ激しい戦闘が続いており、平和維持部隊について議論するのは時期尚早だ」と述べ、紛争地帯に第三国や国際機関の平和維持部隊が入るのを拒否する考えを示しました。

また、停戦の仲介にあたったロシアのペスコフ大統領報道官は「平和維持部隊や停戦監視団は両国の同意がある場合に限られる」と述べ、ロシアとしてさらに介入することに慎重な姿勢を示しました。

アゼルバイジャンは、アルメニア自治州から撤退しないかぎり軍事作戦は続けるという立場を崩しておらず、両国の停戦合意は形骸化したという懸念の声が上がっています。

#南コーカサス

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#旧ソ連