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ソビエトジョージアでは20日、首都トビリシにある議会で訪問中のロシアの下院議員がロシア語で演説したことをきっかけに大規模な抗議デモに発展し、240人がけがをしたほか300人余りが拘束されました。

政権与党は事態の収拾に向けて議会の議長を辞職させると表明しましたが野党側は納得せず、拘束された支持者の釈放などを求めて21日から22日未明にかけて再び議会の前で抗議デモを行いました。

一方、ロシアのプーチン大統領は国民の安全を守るとして21日、新たな大統領令に署名し、国内の航空会社に対して来月8日以降、ジョージアへの直行便の運航を禁止するとともに、旅行代理店に対してジョージアへの団体旅行を当面自粛するよう求めました。

ジョージアは11年前にロシアが軍事侵攻し国民の間に反ロシア感情が根強いもののロシア人には観光地として人気が高く、年間に100万人が訪れるとも言われています。

今回の大統領令ジョージア側は経済的な打撃を受けることになりますが、ロシア側も観光業界などで政権への不満が高まるものと予想され、双方に波紋が広がっています。

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