「公費で豪華な夕食会」 仏環境相 辞任 マクロン政権に打撃 #nhk_news https://t.co/GsPnOS7LNl
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月16日
フランスのニュースサイト「メディアパルト」は先週、ドルジ環境相が議会下院にあたる国民議会の議長を務めていた際にロブスターや高級ワインなどをふるまう豪華な夕食会を経費で開き、自分や妻の個人的な知り合いを招いていたなどと伝えました。
報道についてドルジ環境相は公務の一環だったと反論していましたが16日、みずからのフェイスブックで「家族を標的にしたメディアの攻撃で身を引くほかにない」と述べ、フィリップ首相に辞表を提出したことを明らかにしました。そのうえで「メディアパルト」に対し名誉毀損で訴えを起こすとしています。
地球温暖化対策を主要な政策に掲げているマクロン政権では、国民に人気の環境活動家が去年まで環境相を務めていましたが政権が十分に対策を進めていないとして辞任したことから、マクロン大統領はみずからに近いドルジ氏を環境相に起用していました。
しかし、今回の疑惑で1年足らずで辞任に追い込まれ、支持率が回復傾向にあるマクロン政権にとっては打撃となっています。