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日銀の黒田総裁はG7=主要7か国の財務相 中央銀行総裁会議を前に記者団の取材に応じ、フェイスブックが来年、発行する計画の独自の暗号資産「リブラ」について、国際的な支払いの手段として使われることをねらっており、各国が協調して規制を考えていく必要があるという認識を示しました。

この中で黒田総裁は「リブラは本当に価値は安定しているのか、技術的に問題はないのか。マネーロンダリングを含めた規制を守れるものなのかどうか。さらに支払い手段として使われるとなると、経済や金融に対して影響も十分あるのでよく内容を検討していく必要がある」と述べました。

そのうえで黒田総裁は「リブラは全世界での流通をねらった巨大なものなので、国際的に協調して必要な規制をどう考えていくかということになる。G7で全体像を議論することは意義がある」と述べ、リブラに対する規制について国際的に議論を進めていく必要があるという認識を示しました。

一方、黒田総裁は日本経済の現状について緩やかな回復を続けているという認識を示したうえで、今後の金融政策については「仮に物価安定の目標に向けた動きが損なわれることになれば、迅速に追加的な金融緩和を検討することになる」と述べました。