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ワシントンで開かれていたG20・主要20か国の財務相中央銀行総裁会議は2日間の議論を終えて閉幕しました。フェイスブックが発行を計画する「リブラ」などの暗号資産について、犯罪に悪用されるおそれや個人情報が流出するリスクがあり規制が整うまでは発行するべきではないという認識で一致しました。

G20の財務相中央銀行総裁会議は、2日目の討議でアメリカのフェイスブックが来年、発行を計画している「リブラ」など、国境をまたいで使われる暗号資産について意見を交わしました。

各国からは、手軽に送金ができるなど技術面では利益をもたらすことを認めつつも、各国の通貨システムや金融政策などには深刻なリスクを生じさせるという認識が示されました。

そのうえで犯罪組織による資金洗浄に悪用されることや、利用者の個人情報流出を防ぐ対策や規制が必要で、それが整わないうちはサービスを始めるべきではないという認識で一致しました。

フェイスブックのリブラは、発行されれば国や地域が発行する通貨に取って代わる可能性もあるとしてG7・主要7か国の財務相中央銀行総裁会議でも議題となりました。

G20で議論されるのは今回が初めてですが、新興国からも強い懸念が示された形です。

リブラなど暗号資産に対する規制については、各国の金融当局で組織する理事会で引き続き検討を進め、来年、最終的な報告をまとめることにしています。

議長をつとめた麻生副総理兼財務大臣は、会議のあとの会見でリブラなどの暗号資産について「便利にできるという技術的な話と、信用できるものかという話は別だ。技術的に可能でも、損害を被る人が出てきたり資金洗浄に悪用されたりするうちは、賛成する国はない」と述べました。

また、日銀の黒田総裁は「巨大な顧客基盤のもとでグローバルに使われるようになれば通貨に代替されると、新興国や途上国に懸念があるのは事実だ。さまざまな規制の検討中に発行されることは許されるものではない」と述べました。