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トランプ大統領は28日、ツイッターに投稿し、アメリカの情報機関を統括するコーツ国家情報長官が来月15日に職務を離れ、後任に共和党のラトクリフ下院議員を指名すると明らかにしました。

投稿でトランプ大統領は「コーツ長官が国のためにすばらしい仕事をしたことに感謝したい」と書き込みました。

コーツ氏は元上院議員で、トランプ政権の発足とともに国家情報長官に指名されました。

しかし、アメリカ大統領選挙にロシアが干渉したとされるいわゆる「ロシア疑惑」をめぐり、去年7月、トランプ大統領が否定的な見方を示すと、コーツ長官はロシアの関与は明白だと強調する異例の声明を発表しました。

また、ことし1月には議会の公聴会で「北朝鮮核兵器と核の製造能力を完全に放棄する可能性は低い」と証言して、非核化に懐疑的な見方を示しトランプ大統領が不満を持っていたと伝えられていました。

一方、後任のラトクリフ議員は「ロシア疑惑」でトランプ大統領を支持する立場で、トランプ大統領が評価していたという指摘も出ています。