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5年に1度のアフガニスタンの大統領選挙は、9月28日の投票に向けて、およそ2か月間の選挙戦が始まりました。

選挙には、現職のガニ大統領や前回、接戦で敗れた政権ナンバーツーのアブドラ行政長官のほか、ガニ政権で大統領顧問を務めたアトマル氏など、合わせて18人が立候補し、混戦となっています。

アフガニスタンでは、2014年に駐留する国際部隊の大部分が撤退して以降、反政府武装勢力タリバンなどが各地で攻勢を強めており、治安の回復が最大の争点になっています。

選挙戦の初日の28日、首都カブールでは、爆発物を積んだ車が爆発し、その近くにある大学の敷地内に武装グループが侵入して治安部隊と銃撃戦になりました。

これまでに市民2人が死亡し、20人以上がけがをしたということです。

警察は、武装グループが大学の敷地内あるガニ大統領の副大統領候補の選挙事務所をねらって襲撃したものとみています。候補者の男性のけがの程度は軽いということです。

ガニ大統領の陣営はタリバンなど過激派組織に対して強硬な姿勢を掲げてきました。選挙戦の期間中、過激派組織によるテロが活発化するおそれもあり、今後、選挙が円滑に行われるのか懸念が高まっています。

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