米 大型ハリケーン接近 トランプ大統領が警戒呼びかけ #nhk_news https://t.co/q2x7RmrJ6B
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年9月1日
アメリカの気象当局によりますと、大型のハリケーン「ドリアン」は、5段階の分類で最強の「カテゴリー5」に勢力を強め、ゆっくりとしたスピードで西に進んでいて、現地時間の1日、日本時間2日未明、南部フロリダ州の東およそ300キロにあるバハマ北部のアバコ島に上陸しました。
「ドリアン」は、このあと、2日から3日にフロリダ州に接近し、アメリカ東海岸沿いに北上する見通しです。
トランプ大統領は1日、FEMA=連邦緊急事態管理庁を訪れてエスパー国防長官などの閣僚や担当者と会議を開き、「ドリアン」の影響を受ける可能性が高いフロリダ州などの知事とテレビ電話で対応を協議しました。
トランプ大統領は「かつてない最大級のハリケーンだ。東海岸の多くが影響を受けると見ている」と述べ、国民に警戒を呼びかけたうえで「影響を最小限にすべくわれわれは懸命に取り組んでいる」と強調しました。
トランプ大統領は、おととし、カリブ海にあるアメリカの自治領プエルトリコがハリケーンの被害を受けた際対応の遅れを批判されましたが、今回は、週末から予定していたポーランドへの訪問を急きょ取りやめ、対策に万全を期している様子をアピールしています。