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新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領は10日、退院後、初めて公の場に現れてホワイトハウスのバルコニーから庭に集まった数百人の支持者らを前に演説しました。

この中でトランプ大統領は、「体調はとてもよい」と強調したうえで「われわれは大規模な集会をはじめ、すべてを再開させる」と述べ、来月の大統領選挙に向けた活動への復帰を宣言しました。

さらに、対立候補民主党のバイデン氏を「この国を率いることができると思うなら、間違いだ」などと批判したうえで「投票しなければならない。今回の選挙はアメリカ史上、最も重要だ」と述べ、再選に強い意欲を示しました。

トランプ大統領は17分間にわたって演説し、支持者からは「あなたを愛している」などと声が上がりました。ホワイトハウスは今回の演説は公務だと説明していますが、事実上の選挙集会のような雰囲気となりました。

トランプ大統領は、週明けの12日から南部フロリダ、東部ペンシルベニア、そして中西部アイオワ州で、3日連続で選挙集会を開くとしていて、バイデン氏との間で激戦が続く州での遊説活動を本格化させていく構えです。

トランプ大統領としては全米の世論調査の支持率でバイデン氏にリードされる中、支持者に直接、投票を呼びかけ、巻き返しを図りたいねらいがあるとみられています。

ただ、トランプ大統領が完全に回復したのか不透明な中での選挙戦復帰をめぐっては大統領の今後の体調を危ぶむ声や周辺に感染が広がらないかを懸念する声も出ています。

ホワイトハウスの前の通りには、トランプ大統領の演説を一目見ようと、数十人のトランプ大統領の支持者が集まりました。

人々が集まった場所からはトランプ大統領の演説は聞こえませんでしたが、集まった人たちはスマートフォンで演説の動画を見るなどしていました。

首都ワシントンに住む33歳の黒人の支持者の男性は「トランプ大統領が回復するのをずっと祈ってきたので、非常にうれしいです。トランプ大統領アメリカを第一に考えてきてくれたすばらしい大統領です。来月の選挙でも間違いなく勝利すると確信しています」と話していました。

一方、抗議のために来たという野党・民主党のバイデン候補を支持する31歳の男性は「トランプ大統領新型コロナウイルスに感染したのに、数百人を集めてマスクもせずに演説するなんておかしいと思います。来月の選挙でトランプ大統領を倒さなければいけません」と話していました。

新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領は10日、退院してから初めて、ホワイトハウスのバルコニーで数百人の支持者を前に演説し、「われわれは大規模な集会をはじめる」と述べ、中断していた選挙運動の再開を発表しました。

トランプ大統領は、週明け12日から南部フロリダ、東部ペンシルベニア、そして中西部アイオワの各州を訪れ、選挙集会を開くとしています。

選挙戦への復帰をめぐっては、大統領の体調が完全に回復したのか懸念の声も出ていますが、ホワイトハウスは10日、「トランプ大統領PCR検査の結果は、現在の基準に照らすと、もうほかの人に感染させるリスクはない状態だと言える」とする主治医の報告書を公表しました。

トランプ大統領としては支持率で対立候補民主党のバイデン氏に先行される中、得意とする集会で巻き返しを図るねらいです。

これに対してバイデン氏は、ペンシルベニア州を訪れて職業訓練施設などを視察しました。

バイデン氏は演説で「問題を悪化させる大統領は必要ない」と述べて、トランプ大統領の感染対策を批判したうえで、地元の労働者を念頭に、インフラ整備などで雇用の増加を目指すとして「今回こそは投票してほしい」と支持を訴えました。

フロリダ州ペンシルベニア州は選挙の勝敗を左右するとされる激戦州で、両陣営ともにこれらの州での集会やテレビ広告を増やすなどしており、攻防が一段と激しさを増しています。

各種世論調査では、民主党のバイデン前副大統領がトランプ大統領を依然、9ポイント余りリードしていますが、勝敗を左右するとされる激戦州では前回2016年の選挙と比べても、より接戦の様相を呈しています。

アメリカの政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によりますと、全米の有権者を対象に投票先をたずねた世論調査の平均値は10日時点で、バイデン前副大統領が51.6%、トランプ大統領が42%と、バイデン氏が9.6ポイントリードしています。

バイデン氏のリードは、先月30日の時点の6.6ポイントより3ポイント広がっていて、初の直接対決となった1回目のテレビ討論会とその後のトランプ大統領新型コロナウイルスへの感染が影響している可能性もあります。

ただ大統領選挙では、各州に割り当てられた選挙人の数で勝敗が決まりますが、ほとんどの州は1票でも多く獲得した候補者がすべてを獲得する「勝者総取り方式」を採用しているため、両候補の支持率がきっ抗する激戦州での勝敗が当落を左右します。

今回の選挙では、なかでもペンシルベニアウィスコンシン、ミシガン、フロリダ、ノースカロライナアリゾナの6つの州で両陣営が激しく争っています。

これらの州の世論調査では、いずれもバイデン氏がペンシルベニアで7.1ポイント、ウィスコンシンで5.5ポイント、ミシガンで6.7ポイント、フロリダで3.7ポイント、ノースカロライナで1.4ポイント、アリゾナで2.7ポイントリードしていますが、リードの幅は6州の平均値で4.5ポイントと全米の平均値の9.6ポイントより小さくなっています。

また、この6州の平均値を前回2016年の大統領選挙の同じ時点でのデータと比較すると、当時はクリントン氏がトランプ氏を5.3ポイントリードしていて、今回のほうが差が小さく、より接戦の様相を呈しています。

一方、このうちアリゾナ州でロイター通信などが先月29日から今月7日までに有権者およそ1000人を対象に実施した世論調査では、最も重要な問題を「新型コロナウイルスの感染拡大」と答えた人が33%で最も多く、新型コロナウイルスの対応が大きな争点となっています。

新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領について、ホワイトハウスは10日夜、「隔離を終了するためのCDC=疾病対策センターの基準に適合している」とする主治医の報告書を公表しました。

この中で、主治医は「けさのトランプ大統領PCR検査の結果は、現在の基準に照らすと、もうほかの人に感染させるリスクはない状態だと言える。症状が出てから10日目で、24時間以上発熱がなく、すべての症状は改善していて、ほかの診断の結果もウイルスが増殖している証拠はない。大統領から検出されるウイルス量も減少している」としています。

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、10日、自身のツイッターで、「私は決して政党政治には関わらないが、これから行われるアメリカ大統領選挙は例外だ」としたうえで、「みんながバイデン氏に投票するようにしよう」と書き込み、民主党のバイデン氏への支持を呼びかけました。

バイデン氏は、トランプ大統領が離脱を表明した地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰する方針を示しているほか、2050年までにアメリカでの温室効果ガスの排出の実質ゼロを目指すとしています。

#習近平伏魔殿体制=旧体制


【宇野正美】ロシア・プーチン大統領とは何者か。「講演会」2020年。

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