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東京都内で9日に外務省の森外務審議官とロシアのモルグロフ外務次官が次官級協議を行ったことについて、ロシア外務省は同日、アメリカのミサイル防衛システムのアジアでの展開を含む安全保障上の懸念をめぐって幅広く意見が交わされた」としています。

ロシアは、日本がアメリカから導入する新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について、攻撃兵器への転用も可能だなどと改めて懸念を伝えるとともに、こうした懸念を取り除くことができるか日本側の対応を確認したとみられます。

また、ロシア外務省は「アジア太平洋地域で同盟によらない形での多国間の枠組みを形成することについても議論した」と発表し、ロシアや日本も参加する安全保障の新たな枠組みについても協議したとしています。

ロシアは、INF=中距離核ミサイルの全廃条約が失効したことを受けて、アメリカがアジア太平洋地域で軍事力を増強することを警戒しています。

このため、平和条約交渉を進展させたい日本が、アメリカの意向に左右されずロシアの懸念にどこまで配慮できるかを重視していくとみられます。

#日露

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