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自民党内閣改造などを受けて、24日の総務会で党内の人事を了承し、憲法改正推進本部の本部長には、安倍総理大臣の出身派閥の細田派の会長を務める細田博之元幹事長を起用することを正式に決めました。

憲法改正をめぐって、自民党は来月4日に召集される臨時国会で議論を進めたい考えで、去年10月まで憲法改正推進本部長を務め、自衛隊の明記など4項目の党の憲法改正案をまとめた細田氏が再び党内の調整役を担うことになります。

鈴木総務会長は記者会見で、「新しい体制のもと、衆参両院の憲法審査会で議論が進むことを期待したい。自民党は4項目をもとに、各党との議論に臨むことになる」と述べました。

また野党3党派が会派を合流させることについて、「国民民主党憲法改正の協議に前向きな立場だと聞いており、共同会派を組んだことでどうなるか期待感を持って見守りたい」と述べました。

自民党の二階幹事長は記者会見で、「憲法改正は他のいかなる議案よりも重要で、慎重の上にも慎重にやっていきたい。野党とはこれからしっかり話をしていきたい」と述べました。