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先月1日から愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、「表現の不自由」をテーマに、慰安婦問題を象徴する少女像などを展示するコーナーが設けられましたが、テロ予告や脅迫ともとれる電話などが相次ぎ、開幕から3日で中止されました。

愛知県の大村知事が会長を務める芸術祭の実行委員会が、コーナーの企画に関わったメンバーに対し、
▽安全を維持するために事前に予約した人に整理券を配ることや、
▽中止前の状態と展示の一貫性を保ち、必要に応じて作品などを解説する教育プログラムを実施することなどを条件として、再開に向けた協議を呼びかけました。

愛知県などによりますと、メンバー側はこうした条件を受け入れる考えを示し、メンバー側が展示を再開するよう申し立てた仮処分について、30日、名古屋地方裁判所で和解が成立しました。

これを受けて愛知県は「表現の不自由」をテーマにしたコーナーについて、必要な対策を講じて、早ければ来月6日から、遅くても来月8日からの再開を目指すことになりました。

韓国のムン・ジェイン大統領は30日午前、大統領府で、娘の名門大学への不正入学や家族ぐるみの不透明な投資などさまざまな疑惑が噴出するチョ・グク法相から業務報告を受け、意欲を示す検察改革についてはチョ法相の捜査が終了し次第実施する考えを示しました。

そのうえでムン大統領はチョ法相の捜査を進める検察に対して「公権力は国民の前で謙虚でなければならず、強い民主的統制を受けなければならない」と述べました。さらに検察トップの検事総長に対して「検察改革を要求する国民の声に耳を傾け、国民から信頼される権力機関になるための案を早急にまとめてほしい」と指示しました。

またムン大統領は、チョ・グク法相が提案した、検事総長に対して影響力を行使できる最高検察庁の監察部長の人事を近く決める案についても同意しました。

ムン大統領としては、検察が今週中にもチョ法相の妻の事情聴取を行うとの見立てが出るなど、一連の疑惑に対する捜査を加速させる中、改めてけん制した形です。

チョ・グク法相は30日、検察改革を進めるための委員会であいさつし「検察は強力な力を持っていながら、制度的な統制装置がない。個人的には耐え難い悪条件の中でも毎日歯を食いしばって出勤しており、行けるところまで最善を尽くして進んでいく」と述べ、一連の疑惑をめぐり厳しい目が向けられる中でも改革を進めていくことに改めて意欲を示しました。

また28日、ソウル中心部で、ムン・ジェイン政権の支持者らがチョ法相を擁護し検察改革を求める大規模な集会を開いたことに言及し「国民の検察改革に対する熱望は憲政史上最も熱い。検察改革は主権者である国民の命令であり、歴史的な責務を果たさなければならない」と訴えました。

一方で検察改革を求める大規模な集会を受けて検事総長は29日コメントを出し「検察改革のための国民の意思と国会の決定を忠実に受け入れ、その実現に向けて最善をつくすつもりだ」としています。

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