禁止でもマスク姿で抗議活動 商店破壊の若者も 香港 #nhk_news https://t.co/BevTt9g280
— NHKニュース (@nhk_news) October 5, 2019
香港では5日から抗議活動の際にマスクなどで顔を隠すことを禁止する規則が施行されましたが、各地でこれに反発した多くの市民らがこれまでどおり、マスク姿でデモ行進などに参加しました。
中国との境界に近い地域では、過激化した数十人の若者が中国系の銀行や中国寄りと見なされた企業の店舗でガラスを割るなどしました。
また、夜になって九龍半島の繁華街や郊外の住宅街など、各地でマスク姿の若者たちが道路を占拠し、警察が放水車を出動させるなどして、排除に乗り出しました。
香港政府が今回の規則を設けるために発動した「緊急状況規則条例」は、議会の承認を経ずにさまざまな活動を制限できることから、民主派の議員らは市民の自由を損ない、香港の憲法にあたる基本法に反すると反発していて、5日、裁判所に規則を差し止めるよう求めたということです。
一方、香港メディアによりますと、4日、警察官に拳銃で撃たれて脚に大けがをした14歳の少年は、暴動に関わった疑いで警察に逮捕されたということです。
香港では6日も午後からデモ行進などが呼びかけられており、混乱も予想されます。