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カンボジアでは、強権的なフン・セン首相のもと、最大野党の「救国党」が解散を命じられ、党首を務めていたサム・レンシー氏は国外で生活を続けています。

サム・レンシー氏は今月9日の独立記念日にあわせて帰国を計画したものの航空会社に搭乗を拒否され、現在、マレーシアに滞在しています。

12日にクアラルンプールでNHKのインタビューに応じたサム・レンシー氏はカンボジアの政治情勢について、「一党支配ですらなく、首相1人がすべてを支配している」と指摘しました。

そのうえで、カンボジアへの経済制裁を検討しているEUの動きを引き合いに、「フン・セン首相に対して民主的な変革を求める圧力は、国内外でかつてないほど強まっている」と述べました。そして、民主的な政治を取り戻すため、今後も、抗議の声を上げ続ける姿勢を強調しました。

一方、サム・レンシー氏が帰国の計画を明らかにしてから、カンボジアでは野党関係者など60人以上が逮捕されていて、野党内でも「今回の計画が悲惨な結果につながった」と指摘する声もあります。

これについてサム・レンシー氏は「悪いのは首相だ。逮捕者が出ても国のために計画を変えるわけにはいかなかった」と述べました。

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