カンボジア首相 野党関係者などの保釈指示 国際社会の批判受け #nhk_news https://t.co/AyYMCzV9Ry
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月14日
カンボジアでは4年前に逮捕状が出されたあと、国外で生活を続ける最大野党の前の党首、サム・レンシー氏が、ことし8月中旬に帰国すると予告したことを受け、野党関係者など70人余りが相次いで逮捕されました。
サム・レンシー氏は航空会社に搭乗を拒否されるなどしたため、予告していた今月9日の帰国を断念したことを明らかにしました。
これを受けてカンボジアのフン・セン首相は14日、南部のカンポットで行った演説で、逮捕した野党関係者などの保釈を関係当局に指示したことを明らかにしました。
カンボジアではフン・セン首相のもと、解散を命じられた最大野党が不在のまま、去年、国政選挙が行われて、与党がすべての議席を独占する結果となりました。
今回、サム・レンシー氏の帰国の予告を受けて、政権側が野党関係者の締めつけをさらに強めたことで、国際社会の批判が一層高まっていて、フン・セン首相としては逮捕者の保釈を指示することで、こうした批判をかわすねらいがあると見られます。
Hun Sen orders activists released https://t.co/3RXJjcSZXn
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年11月14日