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大手金融グループ3社=3メガバンクの中間決算では、最終的な利益が三菱UFJフィナンシャル・グループが、前の年の同じ時期より6%余り三井住友フィナンシャルグループ8%余りみずほフィナンシャルグループ19%余り減り、いずれも減益となりました。

中でも企業向けの貸し出しや個人向けの住宅ローンなど、いわば本業のもうけにあたる「資金利益」は、三菱UFJが前の年の同じ時期より3.7%、三井住友が8%、みずほが7.7%減りました。

各グループとも、債券の運用益が増えて本業の低迷を補う形になっていますが、長引く低金利で日本を代表するメガバンク本業の収益力が低下しています。

記者会見したみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長は「多大なコストをかけてシステムを整え、顧客から利息を得てもうけるビジネスモデルはもう通用しなくなっている。次世代金融へ転換していくことが必要だ」と述べました。

本業で利益をあげにくくなる中、各グループとも、人件費やATMなどのシステムにかかるコストを、どうやって抑えていくかが今後の課題だとしています。