https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

19日、ニューヨークの国連本部で開かれた公開討論には50か国以上の代表が出席しました。

冒頭、国連のグテーレス事務総長は、紛争後の平和構築には民族や地域間の和解が欠かせないとしたうえで、「和解のプロセスには政治指導者だけでなくすべての当事者が参加し、女性や市民グループの代表もすべての段階で関与しなければならない」と述べました。

また前日に着任したばかりの日本の石兼国連大使は、先月92歳で亡くなった緒方貞子元国連難民高等弁務官について「和解に向けた第一歩として、人々が共存できる地域社会の場を促進した」と述べ、ルワンダボスニアなどで地域社会の和解に力を尽くした功績を振り返りました。

そのうえで石兼大使は、「日本は緒方さんの活動を基礎にして世界の荒廃した地域で和解の実現に取り組んできたし、今後も支援していく」と述べて、日本が今後も世界各地の平和構築に、資金や人材育成などの面で貢献する考えを表明しました。