ヒトラーの帽子など出品 批判も ドイツ企業主催のオークション #nhk_news https://t.co/YYj63J4fZO
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月21日
ドイツのミュンヘンにある企業が主催して今月20日に始まったインターネットのオークションには、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツが使っていたたばこケースやナイフ、旗などが出品されました。
このうち、ヒトラーのシルクハットは、5万ユーロ、日本円でおよそ600万円で落札されたほか、ヒトラーの愛人、エバ・ブラウンのドレスは、予想された額の2倍に当たる4600ユーロ、日本円でおよそ55万円の値がつきました。
一方で、このオークションをめぐっては、批判の声もあがっていて、ユダヤ教徒の団体は、ナチスに多くのユダヤ教徒が虐殺された立場から、ドイツの主要な政治家に対して公開書簡を出し、こうしたオークションを禁止するよう求めました。
ユダヤ教徒の団体は、公開書簡のなかで、「オークションで売買することに法律的に問題はなくとも、倫理的に問題がある」と指摘したうえで、「今回のオークションは、人々にナチスを賛美し、追従する機会を与えかねない」と、懸念を表明しています。
Jewish group raps auction of Nazi memorabilia https://t.co/uGTufIwyEO
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年11月21日