「ローマ教皇 国際情勢を意識し発言」専門家が分析 #nhk_news https://t.co/QhghBb11c3
— NHKニュース (@nhk_news) November 25, 2019
フランシスコ教皇は長崎でのスピーチの中で、「多国間主義の衰退」を強調しましたが、これについて松本教授は「教皇の念頭には、INF=中距離核ミサイルの全廃条約や核拡散防止条約が守られていないということ。それに、インド、パキスタンの対立、イランの核合意や、北朝鮮の非核化の問題がある」と指摘しました。
そして、スピーチの中で、東西冷戦時にアメリカと旧ソビエトの核戦争への緊張が一気に高まった、いわゆる「キューバ危機」の直後に当時の教皇が示した文書が引用されたことを挙げ、「今の状態はキューバ危機に準ずるくらい危険であるということだろう」と分析しました。これは、教皇が現在の核兵器をめぐる国際情勢に対していだいている強い危機感の表れだとしています。
また、フランシスコ教皇がこの時期に被爆地、長崎と広島を訪れたことについては「被爆者も高齢化する中、このタイミングを逃すと被爆された方に会えなくなってしまう。広島と長崎のメッセージをこの機会にアピールするねらいがあったのでは」と述べました。
原爆投下から74年がたつなか、フランシスコ教皇は「軍拡はテロ行為だ」と強い表現を使って断言することで、核の悲惨さを改めて世界に発信し、なおも世界で進む軍拡競争に歯止めをかけたいねらいがあったと分析しています。
一方で、教皇みずからが各国に批准をよびかけている核兵器禁止条約に、日本が参加していないことについて、「いらだちを感じているのではないかとも感じる。今回の訪問でその流れを少しでも変えることができたらいいという願いもあったのではないか」として、非核化において、日本にリーダーシップを取ってほしいという願いがうかがえるとしています。
#多極化
日本に住んでいるとキリスト教=反原子力のイメージだけど、バチカンは明確に平和利用支持の立場なのね。日本であまり知られていないので本職で記事にすれば良かったけど、タイミングを逸してしまった。https://t.co/eBOpJ19lUx
— ebi kosuke (@ebi_kosuke) October 26, 2019
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#温暖化
ローマ教皇「今の時代に必要な誠実な人に」上智大学で講話 #nhk_news https://t.co/C6nF1Pcaui
— NHKニュース (@nhk_news) November 26, 2019
フランシスコ教皇は、滞在の最終日となる26日午前、自身の出身母体である修道会の「イエズス会」が設立した都内の上智大学を訪れ、集まった700人余りの学生に講話を行いました。
この中で、フランシスコ教皇は「日本は効率性と秩序によって特徴付けられている。それだけにとどまらず、より一層人間らしく、思いやりのある、いつくしみにみちた社会を作り出したいという熱い思いを感じました」と今回の訪問を通じた日本と日本の人たちの印象を語りました。
また、学生に対しては「どんなに複雑な状況であっても自分たちの行動が公正かつ人間的であり、正直で責任を持つことを心がけ弱者を擁護するような人になってください。ことばと行動が偽りや欺まんであることが少なくない今の時代において特に必要とされる誠実な人になってください」と諭しました。
フランシスコ教皇は講話を終えると、みずからステージを降りて学生たちに歩み寄り、握手したり声をかけたりしていました。
フランシスコ教皇は、日本でのすべての公式行事を終え羽田空港から帰国の途につきます。
上智大学の会場で、フランシスコ教皇の講話を聞いた外国語学部2年の男子学生は「教皇が他者への思いやりの大切さについて話されていたので、今後は大学だけでなく、それ以外の場所でも相手を思いやる気持ちを持ちたいと思いました」と話していました。
また、文学部1年の女子学生は「今までは、ただ大学に来て授業を受けているだけだったので、これからは目標を持って積極的な学生生活を送っていきたいと思うようになりました」と話していました。
Pope Francis gives speech at Sophia University https://t.co/BmB02TRq7j
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) November 26, 2019
フランシスコ教皇 帰国の途へ #nhk_news https://t.co/aGlctaDpmJ
— NHKニュース (@nhk_news) November 26, 2019
日本を訪れていたフランシスコ教皇は26日昼前、羽田空港で日本のカトリック教会の司教らに見送られて特別機に搭乗し、バチカンへ帰国の途につきました。
4日間にわたった訪問では、被爆地の長崎と広島を訪れてスピーチを行い、世界的に核軍縮が停滞する中、核兵器は使うことだけでなく持つことも倫理に反すると改めて表明し、核兵器のない世界に向けて具体的な行動をとるよう呼びかけました。
また、若者との集いでは、いじめを防ぐために大人や学校だけでなく自分たちから声をあげる勇気をもたなければならないと語りかけるなど、さまざまなテーマで力強いメッセージを発信しました。
一方で、滞在中には被爆者のもとに歩み寄って肩を抱き寄せたり、若者との集会では冗談をまじえて参加者に問いかけたりして親しみやすい人柄を印象づけました。
フランシスコ教皇は帰国する途中の機内で同行の記者団に対し、会見を行う予定で、教皇自身が今回の日本訪問で何を感じたのか振り返ることになっています。
【「日本の人々に感謝」ローマ教皇、帰国へ】
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 26, 2019
上智大を訪問したローマ教皇(法王)フランシスコ。学生らに「競争と技術革新に向かう社会で、この大学は知的教育だけでなく、より良い社会と希望にあふれた未来を形成していく場になるべきだ」と呼びかけました。https://t.co/pF2g0zvYO7 pic.twitter.com/uPzqYO8ASo
ローマ教皇 ツイッター更新「日本に深く感謝」 #nhk_news https://t.co/tQqoy9RuIG
— NHKニュース (@nhk_news) November 26, 2019
ローマ・カトリック教会の教皇として、38年ぶりに日本を訪れたフランシスコ教皇は、帰国の途につく前の26日午前11時すぎ、自身のツイッターを更新しました。
この中で、フランシスコ教皇は「私の訪問に際し、真心を込めてあたたかくお迎えくださったことに対し、日本のすべての皆さんに深く感謝します。これからも皆さんの幸せをお祈りします」と感謝の気持ちを書き込みました。
I thank the entire Japanese people for the kind reception and welcome accorded me during my Apostolic Visit. I will keep all of you in my prayers.
— Pope Francis (@Pontifex) November 26, 2019
私の訪日に際し、皆様が私を真心を込めてあたたかくお迎えくださったことに対し、私は日本のすべての皆様に深く感謝申し上げます。お祈りの内に皆様のことを心に留めております。
— Pope Francis (@Pontifex) November 26, 2019
Pope Francis completes 4-day visit to Japan https://t.co/N7Xqaz31J9
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) November 26, 2019
立教大学
— Kuni Sakamoto (@kunisakamoto) November 26, 2019
公開シンポジウム「霊性(スピリチュアリティ)と現代社会」12月8日
「万教同根であるはずの宗教がもつ共通要素、すなわち多くの宗教が説明している宇宙の成り立ち、超越的存在(神)との繋がり、生きる上での規範などの共通部分のエッセンス…」https://t.co/jcTOS5YRKA
言葉として、グローバルではなくて、ワールドワイドが好きですね、個人的には。
— ✨ ヒロ・ヒライ@NY (@microcosmos001) November 26, 2019