EU新体制が発足 加盟国の足並み乱れも 結束強められるか #nhk_news https://t.co/QsUzQhru8V
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月30日
EUでは1日、任期満了に伴って、新しい大統領と内閣にあたるヨーロッパ委員会の新体制が発足します。
2期5年にわたって務めたトゥスク大統領に代わる新しい大統領には、ベルギーの前の首相のミシェル氏が就任し、首脳会議の議長として加盟国間の意見調整を行う役割を担います。
EUでは一部の中東欧諸国がEUの理念とは相いれない強権的な政治を進めるなど各国の足並みが乱れていて、ミシェル大統領がEUの結束を強めることができるか手腕が問われています。
一方、ヨーロッパ委員会の新しい委員長には、ドイツの国防相を務めたフォンデアライエン氏が女性として初めて就任し、各加盟国から選ばれた26人の委員を率います。
ヨーロッパ委員会は、EUの政策を立案し実行するほか、加盟国の利益を代表して外交や貿易交渉を行います。
域内では依然としてEUに懐疑的な勢力が一定の支持を得ているほか、イギリスとの離脱協議やアメリカのトランプ政権との貿易交渉など内外に課題が山積していて、強い指導力が求められています。
EU gets new leadership team https://t.co/9H6MTuMyId
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年12月1日