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ナミビアは1990年に南アフリカから独立して以来、解放闘争を率いてきたSWAPO=南西アフリカ人民機構が政権を担っていて、先月27日に投票が行われた大統領選挙では、現職のガインゴブ大統領が再選することができるかが焦点になっていました。

ナミビア選挙管理委員会の発表によりますと、開票の結果、現職のガインゴブ大統領が56.3%を獲得し、次点の候補の29.4%を大きく上回って再選を果たしました。

ガインゴブ大統領はツイッターに「国民の生活に目に見える改善をもたらすため、最大の情熱と真摯(しんし)な姿勢で奉仕することを誓う」と投稿しました。

ただ、ガインゴブ大統領の得票率は、前回、2014年の大統領選挙の86.7%からは大幅に下落していて、30%を超す高い失業率や深刻な干ばつへの対応、それに汚職疑惑などをめぐる政府への批判が反映された形となりました。

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