https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イギリスの総選挙は来週12日の投票まで1週間を切り、各政党はEUからの離脱の是非を最大の争点に最後の訴えを続けています。

保守党のジョンソン首相と野党・労働党のコービン党首による投票前、最後のテレビ討論が6日、行われ、離脱をめぐって双方が主張を繰り広げました。

ジョンソン首相は「保守党が議席過半数を獲得すれば、イギリスが持つ可能性を解き放つことができる。離脱を実現させ前進しよう」と来月末までの離脱を訴えました。

一方、コービン党首は「EUと再び離脱の条件について交渉したうえで、6か月以内に国民投票を行って判断をゆだねる」と主張しました。

ジョンソン首相が離脱に賛成か反対かをはっきり示さないコービン党首は指導力に欠けるなどと繰り返し批判したのに対し、コービン党首は離脱後に交渉するほかの国との自由貿易協定でジョンソン首相がアメリカをイギリスの医療制度に参入させようとしているなどと非難し、応酬が続きました。

大手調査会社がテレビ討論の直後に1300人余りを対象に実施した調査では、ジョンソン首相のほうがよかったと答えた人は52%、コービン党首のほうがよかったと答えた人は48%でジョンソン首相が上回る結果となりました。

また、「離脱」をめぐる議論でどちらがよかったかという質問に対して、ジョンソン首相が62%、コービン党首が29%だったのに対し、もう一つの争点となっている「医療制度」をめぐる議論では、ジョンソン首相が38%、コービン党首が55%となっています。

公共放送BBCは「どちらもこれまでで最もよいパフォーマンスだった」としたうえで、「選挙戦の行方を大きく変えるものではなく、ジョンソン首相が失敗することはなかったし、コービン党首が得点を稼ぐようなこともなかった」と分析し、世論調査で与党が優勢となっている選挙戦の構図はこの討論後も変わっていないとしています。

d1021.hatenadiary.jp

#brexit