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イギリスの与党 保守党の党首選挙は現在、郵便による投票が続いていて、今月23日に新たな党首が発表される予定です。

これを前に17日、ロンドンで最後の討論会が行われ、ジョンソン前外相とハント外相が、党員およそ3000人を前に、それぞれの主張を繰り広げました。

ジョンソン氏は10月末が期限となっているEUからの離脱について、「必ず成し遂げて、EUから主権を取り戻す」と身ぶりを交えながら訴え、離脱後に進めるアメリカなどとの貿易交渉は容易ではないが、イギリスにとって大きな可能性があると主張しました。

一方、ハント氏はイギリスは最も古い民主主義の歴史を持つ国だとしたうえで、「われわれの民主主義を世界に示すためにも、国民投票で決まった離脱を成し遂げる必要がある」と述べました。

また、合意なき離脱ではなく、議会で何らかの合意を取り付けて離脱すべきだと訴えました。

訪れた人たちは「ジョンソン氏の訴えには説得力があり、離脱を成し遂げることができると思う」とか「ハント氏には将来に向けたビジョンがあった」と話していました。

党員を対象にした最新の調査では、ジョンソン氏を支持する人が70%を超えていて、ハント氏を大きくリードしています。

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