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内閣府が発表したことし7月から9月までのGDPの改定値は物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月と比べてプラス0.4%となりました。

これを年率に換算するとプラス1.8%となり、先月の速報段階の年率プラス0.2%から大きく上方修正されました。

これは最新の統計を反映した結果、企業の「設備投資」が速報段階のプラス0.9%からプラス1.8%に大きく伸びたためです。

GDPの半分以上を占める「個人消費」も速報段階のプラス0.4%から今回はプラス0.5%に上方修正されました。

全体としてGDPは7月から9月期まで4期連続のプラス成長となりましたが、10月に消費税率が10%に引き上げられたあとの個人消費や企業の生産活動を示す経済指標はいずれも大きく落ち込んでいます。

このため10月から12月までのGDPはマイナスに転落するという見方が出ていて、国内の景気の先行きが懸念されています。