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内閣府は8日、ことし1月から3月までのGDPの改定値を発表し、物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月と比べてプラス0.7%となりました。

これを年率に換算するとプラス2.7%となり、先月発表された速報値のプラス1.6%から上方修正されました。GDPの伸び率がプラスとなるのは2期連続です。上方修正の要因は、企業の「設備投資」の引き上げです。

前の3か月と比べた伸び率は、最新の統計で生産用機械への投資が増加したことなどでプラス1.4%と先月発表されたプラス0.9%から上方修正されました。

一方、GDPの半分以上を占める「個人消費」は、前の3か月と比べて0.5%のプラスと、速報値のプラス0.6%から下方修正されました。それでも外食や旅行などサービス消費を中心に堅調な伸びとなっています。

足元では、物価上昇が続く中でも賃上げの広がりが個人消費の回復を支えるとの見方がある一方、欧米の利上げの影響による海外経済の減速が懸念材料となっています。

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#経済統計(日本・GDP

財務省が8日、発表した国際収支統計によりますと、ことし4月の日本の経常収支は、1兆8951億円の黒字となりました。

黒字額は去年の同じ月よりも8199億円増えて、3か月連続の黒字となりました。

原油LNG液化天然ガスなどの輸入額が減少する一方、半導体不足の緩和でアメリカ向けの自動車の輸出が増えたことなどから、貿易による稼ぎを示す貿易収支の赤字が大幅に縮小したことが大きな要因です。

4月の赤字額は1131億円と、去年の同じ月よりも5710億円減少しました。

また、日本企業が海外の子会社から受け取った利子や配当などの収支状況を示す「第一次所得収支」は、海外の金利の上昇で証券投資の収益が増えて3兆663億円の黒字となりました。

「第一次所得収支」は、4月としては、比較可能な1985年以降で最も高く、初めての3兆円台となりました。

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#経済統計(日本・経常収支)

働く人に景気の実感を聞く内閣府の5月の景気ウォッチャー調査は、イベントや外食の人出が増えたことなどから、景気の現状を示す指数は4か月連続で上昇しました。

この調査は、先月25日から月末にかけて働く人たち2000人余りを対象に3か月前と比べた景気の実感を聞いて、指数にしています。

それによりますと、景気の現状を示す指数は55.0と、前の月を0.4ポイント上回り、4か月連続で上昇しました。

内閣府新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが「5類」に移行したことなどに伴い、規制のないさまざまなイベントが開催されたり、外食に出かける人が増えたりして飲食やサービス業が好調なことが要因だとしています。

調査の中で、九州の高級レストランからは「人通りが多くなり、旅行者も地元の客も宴会の利用が多くなっている」とか、南関東の食料品の製造業者からは「会合が復活し、手土産需要が増えている」という声があがっています。

一方、2か月から3か月先の景気の先行きを示す指数は54.4と前の月を1.3ポイント下回り6か月ぶりに低下しています。

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#経済統計(日本・景気ウォッチャー調査