https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

吉野さんはことし10月のNHKのインタビューの中で、本を薦めた当時の担任が女性の新任教師で名前が「内藤先生」だったと記憶していると話し、「私の好奇心をくすぐっていただきました。ノーベル賞につながりました。先生がご存命でしたら、ぜひお会いしたいです」と話していました。

NHKが吉野さんの同級生や、小学校の関係者、当時の記録などを元に取材を進めると、「内藤先生」は北海道に滞在していることがわかり、直接訪ねました。

津田喜恵さん、旧姓 内藤喜恵さん(83)は『ロウソクの科学』を薦めたことは覚えていないと言うことですが、「よく私の名前を覚えていてくださったなと思い、びっくりしています。ノーベル賞は私がきっかけということではなく、吉野さんご本人が資質と能力をお持ちで勉強をなさったからこそ結果につながったと思います」と話していました。

津田さんは吉野さんが小学4年生の時に新任の教師として赴任し、子どもたちとは年の離れたきょうだいのようなつもりで接していたということです。

吉野さんへのメッセージをお願いすると、津田さんは『ロウソクの科学』の本に「ご立派でした」と記しました。

メッセージに込めた思いについて津田さんは「『ご立派です』と言うのは簡単なことですが、どんなにか大変で、どんなにか努力をされ、どんなにか嫌な思いをしても努力する精神力を発揮されたと思います。そういう意味を込めて『ご立派でした』とお伝えしたいです」と話していました。

ノーベル賞の授賞式では、ノーベル財団のヘルディン理事長がはじめにあいさつし、「指導的な政治家たちが事実を否定することがある。科学の業績や知識、それに合理的な考えを犠牲にして、非合理的な考えや偏狭な物の見方が広まっている」と述べて懸念を示しました。

その上で、気候変動の問題を例にあげ、「私たちの生活様式が気候に悪影響を与えていることを示す圧倒的な根拠が尊重されていない。若者たちが立ちあがり、科学に耳を傾け、行動を起こすべきだと要求するのは、支援に値する」と述べ、各国で若者たちが温暖化対策を求めて声をあげているのを支援すべきだという考えを示しました。

10日、グレタさんは世界の科学者などでつくる国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」の副議長など地球温暖化などを研究している科学者らとともにイベントに参加し、「科学の声を聞いてほしい」と呼びかけました。

科学者たちは化石燃料の関連産業への助成をやめることや、再生可能エネルギーへの投資を増やすことなどをそれぞれの知見から訴えていました。

また会場から「若い世代に対して科学についての教育が必要だ」という声が上がると、グレタさんは「大人にこそ教育が必要です」と答え、拍手が起こっていました

d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp

ハリソン・フォードさんは10日、COP25の会場で、アメリカの自治体などのグループが開いたイベントに参加しました。

フォードさんは「アメリカ政府は勇気がないことを露呈し、パリ協定からも抜けると脅した」と述べ、温暖化に対する責任を受け入れ、政治的意志を持って対策に取り組むべきだとトランプ政権を批判しました。

そのうえで「若者の将来を否定し続けることはできない」と話し、化石燃料への依存を減らして、温暖化を止めるべきだと訴えました。

また、同じイベントには、来年のアメリカ大統領選挙で野党・民主党の候補者指名を目指している前のニューヨーク市長、ブルームバーグ氏も登場し、みずからの団体が新たにまとめた報告書を発表しました。

報告書では、アメリカの温室効果ガスの排出量は、自治体や企業などの独自の取り組みによって2030年までの25年間で最大37%削減できる可能性があり、さらに政府が積極的になれば、49%まで削減できるとしています。

COP25の会場では、アメリカのアル・ゴア元副大統領など著名人もイベントに参加して、トランプ政権の温暖化政策に批判の声を上げています。

d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp

「すいそ ふろんてぃあ」と名付けられた運搬船は、川崎重工業が製造に当たり、11日、神戸市の工場で進水式が行われました。

全長が116メートル、幅が19メートルで、マイナス253度に冷やして液化した水素、およそ1250立方メートルを運ぶことができます。

川崎重工によりますと、液化水素を運ぶための専用の船が造られたのは世界で初めてです。

水素は二酸化炭素を排出しない次世代エネルギーとして期待され、政府は、2025年までに水素を燃料とした車を20万台普及させることを目標に掲げています。
川崎重工は、来年度にオーストラリアから日本に液化水素を運搬する技術を検証することにしているほか、2030年度までに運搬船のさらなる大型化を目指しているということです。

川崎重工業水素チェーン開発センターの西村元彦センター長は「液化水素は今後、エネルギー分野で鍵を握る存在になりうるので、実証実験で成果を残して商用化を目指していきたい」と話していました。