スーダン前大統領 汚職などの罪で懲役2年の実刑判決 #nhk_news https://t.co/Hd8ju7YMdk
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月14日
スーダンではことし4月、30年にわたって権力の座に就き「独裁者」とも呼ばれたバシール前大統領が、反政府デモをきっかけにした軍によるクーデターで失脚し、ことし8月から汚職などの罪で訴追され、裁判が行われてきました。
首都ハルツームにある裁判所は14日、バシール前大統領に対し、汚職と外貨の不正蓄財の罪で懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
バシール前大統領は刑務所ではなく、別の施設で拘束されるということです。その理由として裁判所は、バシール前大統領が75歳であることを考慮したと説明しました。
バシール前大統領はほかにも、1989年にみずからが権力を握ったクーデターを計画した罪やデモの参加者の殺害に関与した罪などに問われていて、死刑判決が出る可能性もあるということです。
バシール前大統領をめぐっては、30万人が死亡した「世界最悪の人道危機」といわれた西部ダルフールでの紛争で、住民の殺害などを命じたとして、国際刑事裁判所から逮捕状が出されていますが、現在、国を統治する軍は身柄の引き渡しに応じていません。
Ex-Sudan president Bashir gets 2 years in lockup https://t.co/F8I0VG7KCd
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